東京栄養士薬膳研究会にようこそ


東京栄養士薬膳研究会

〒300-1622
茨城県北相馬郡利根町
       布川1847
    
会員対象 薬膳教育コース 研修会
研究コース 講師養成講座
国際薬膳師(士)セミナー
一般対象 (特別講演会) (食育活動)


 第11回 健康づくり支援「特別講演会」報告
  都民のための健康づくり特別講演会~薬膳から始まる健やかライフ~
  
  「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に
 特別講演会を開催しています。29年度が開催されました。
  秋の爽やかな当日、定員一杯の参加者をお迎えし、海老原代表の「特別講演会も11
 回を重ね、多数の皆さまをお迎えし学んでいただけること感謝いたします(要旨)」の
 挨拶があり講演会が始まりました。

  講演1は片山 茂裕先生( 埼玉医科大学 名誉教授 医学博士 埼玉医科大学かわご
えクリニック 院長)が「血糖・血圧の変動を考慮した質の高い血糖
・血圧管理」と題して最新の情報を分かり易くお話しされ会場からの
質問にも丁寧に説明下さいました。

 
  
  講演2は辰巳 洋先生( 本草薬膳学院 学院長  医学博士)が「瘀血に対する薬膳の
対応」と題して中医学の理論をやさしく理解しやすい説明と料理例を豊
富に紹介下さいました。
 
  


         

 ご参加いただきました皆さまには当会作成「季節の薬膳カレンダー2018年」をお持ち帰りいただきました。日々の食事にご活用いただければ幸いです。
 
11回 東京栄養士薬膳研究会特別講演会 「都民の健康づくり運動」報告

        講演要旨① 治未病の対策 西洋医学からの検討
         テーマ:「血糖・血圧の変動を考慮した質の高い血糖・血圧管理」
       講師:片山 茂裕 氏 (埼玉医科大学名誉教授・医学博士)

・日本人は血糖値を下げるインスリンの分泌能力が欧米人に比べて低いので、食べ過ぎると
血糖が高くなりやすく少しでも太るとインスリンの作用が効きにくくなるという特徴をもっている。

・血糖値は、日内や季節間、受診間で変動する。

・日内変動は、血糖の自己測定で簡単に分かるようになった。測定のタイミングは空腹時、食
前、食後1~2時間、寝る前、低血糖時、体調を崩した時など。
   
・持続血糖モニター(CGM)でも日内変動をみることができる。皮下に針を埋め込んで間質液
中のグルコース濃度を一定の間隔で3日間連続して測る。最新の持続血糖モニター(CGM)
では14日間連続で測れ、リーダーでスキャンするとグルコース濃度が表示される。


・受診間変動では、受診ごとに測る血糖値(HbA1c)のばらつきの変動が大きいほど、大血
管障害(心筋梗塞や脳卒中)、最小血管障害(網膜症や腎症)、死亡数が多くなる。

・血糖の変動と血管内皮細胞の損傷の関係を調べるため、血管内皮細胞をブドウ糖濃度が
違う培養液に入れる研究では、高血糖にずっと入れた細胞は死滅するが、血糖が正常と高
いを繰り返し変動した方が(高血糖に入っていた時間は短くても)より多くの細胞が死滅する
ことが分かった。


・高血糖だけでなく、低血糖を起こさない事も大事である。低血糖があると 血液の凝固因子
が促進して固まりやすく、いろんな炎症が起き、血管内皮細胞に損傷がおき、さらに血糖をあ
げようと交感神経系を緊張させ血圧を上げたり、不整脈を起こして突然死をおこすこともある。

 ☆糖尿病のまとめ・・・血糖の変動が少ないことが、質の良い血糖コントロールである

        
      
・高血圧者数は糖尿病患者数よりはるかに多く、日本では推定4300万人。
・血圧も変動する。
       

・糖尿病での研究では、早朝高血圧だと合併症のリスクが高い。診察室で測る血圧が正常で
も、家庭血圧で早朝に高い方は、腎症、網膜症、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血がとて
も多くなる。


・夜はリラックスして収縮期血圧が昼間より10~20%下がる(Dipper)のが普通だが、夜も収
縮期血圧があまり下がらない夜間高血圧の方(Non-dipper)がいる。

・夜間高血圧の方は、高血圧性臓器障害の進行、交感神経系の亢進、食塩感受性の高まり
(少し塩を食べただけで血圧上昇)がみられる。肥満、糖尿病、腎機能の悪い方は夜間高血
圧になりやすい。


・朝、目覚めると急に血圧が高くなる早朝上昇型(サージ型)や夜間から朝にかけてずっと血
圧が高い夜間持続型(Non-dipper)の方は脳心血管病が多い。

・血圧の自己測定、家庭血圧の測定のすすめ→変動をみるため、正しい測り方をマスターし
よう。誤差が少ない腕で測るタイプで測定し、2回測り2回とも記録する。

      

・診察室で測る高血圧よりも家庭で測る高血圧の方が、脳心血管病の発症と関連性が高い
ため、高血圧の診断をする時、診察室で測った血圧と家庭で測った血圧が異なる場合、家庭
の数値を優先するようになった。


・診察室血圧が高くて家庭血圧が正常なら白衣高血圧であるが本当の高血圧ではない。診
察室血圧と家庭血圧が両方高ければ高血圧、診察室血圧が正常で家庭血圧が高ければ仮

・受診間変動では、受診ごとの血圧のばらつきの変動が大きい方ほど心血管死亡率が高い。

・家庭血圧の日々変動が大きいと認知症発症リスクも大きくなる。(久山町研究)

・血管性認知症とアルツハイマー病を合わせた全認知症の発症のリスクは、家庭血圧の日々
測定値の変動が一番少ない群に比べ、変動が一番大きい群は2.27倍、血管性認知症は
2.79倍、アルツハイマー病は2.22倍になった。高血圧の方は血管性認知症のリスクも高い

☆血圧のまとめ・・・家庭血圧を測り、日内変動、早朝高血圧、夜間高血圧(Non-dip
per)、仮面高血圧、季節間変動(寒冷期に上昇)に注意しよう。



         講演要旨② 治未病の対策 中医学からの検討

          テーマ:「血瘀証に対する薬膳の対応」
        講師:辰巳 洋 氏 (本草薬膳学院学院長・医学博士)

・血瘀証の概念は、①血瘀(けつお)…血流が遅れる状態と②瘀血(おけつ)…血流が遅れ
て固まりになること。

                        

・中医学では血流と関わる臓腑と働きは、心-血脈を司る、脾-統血を司る、肝-蔵血と疏
泄を司る、肺-百脈の集まるところと考える。

・血は心気の働きにより流れているので、瘀・瘀血による病気は心に影響する→心脈瘀阻
証など。


・中医学では気と血は一緒に流れ(気血同行)、気が血を連れて流れていると考えるので、気
が滞ることで血流が停滞する→気滞血瘀証、肝気鬱結証など。気が不足すると血流が遅れ
て停滞する→心気虚証、肺気虚証など。

・血量が多くなると心に負担をかけ、働きが失調して血流が遅れる→心血瘀阻証など。
血量が少なくなると血が濃くなり、流れが遅れて溜まりやすくなる→血虚
瘀証、陰虚
瘀証など。

・血の質(血糖やコレステロールなどの成分)が多くなると血が濃くなり、血流が遅れる→痰濁
阻脈証など。血の質が少なくなると血が薄くなり、臓腑が栄養不足になり働きが低下し
気や
血の不足になり、血流が遅れる→
血虚瘀証など。

瘀証の特徴的な症状は、①疼痛(痛み)②腫塊(かたまり)③紫紺(青紫になる)④出血
の4つ。
   
                                            
瘀証に対応する食薬として、まず血流が悪いのを改善するため活血作用のある食薬を使
う。気の巡りを良くする行気作用のある食薬も使う。症状に合わせて補気類、養陰類、養血類
、滲湿利尿類、化痰消食類を選んで使う。
                                                
                                                 
・活血作用のある食材のチンゲン菜や茄子、蓮根は身体を冷やす作用(寒・涼性)があるので
熱の症状には向くが、血流を良くするには身体を温めたいので、料理での工夫が必要→辛味
の葱や生姜、唐辛子などといっしょに加熱する(茹でる、炒める、煮る)と良い。

  
・姜黄(ターメリック)、鬱金(うこん)、紅花、蔵紅花(サフラン)は活血薬だが、姜黄(ターメリ
ック)と紅花は温性、鬱金と蔵紅花(サフラン)は寒性である。寒性の薬は暑がり、のぼせ、イラ
イラなどに良いので、症状によって使い分ける。日本で鬱金といわれている物は黄色く、姜黄
(ターメリック)なので注意する。

瘀証に対する薬膳の考え方
       

 
☆年を取ると瘀証を発症することが多くなるが、食材を上手に使うと予防することもできる。
薬膳で健やかライフを送ろう。

                               (記:名取陽子)






     薬膳カレンダー製作中!!~完成は9月中旬

  昨年に引き続き、薬膳カレンダーを製作しています。
 昨年のカレンダーは二十四節気を解説した内容で、大変好評でした。
 今年も9月24日「都民のための健康づくり特別講演会」にて配布されます。
 内容は「季節の薬膳カレンダー2018年」で季節と二十四節気を解説し、料理を掲載
 します。
 
  1年12ケ月分の料理を、研究1、研究2の会員により作成しました。
 主食・主菜・副菜・汁・デザートの五品を作成していただき、 和田先生、海老原先生
 により監修していただきました。
 
  6月17日に各月献立担当者、スタッフ合せて約20名で料理の作成、プロカメラマ
 ンによる写真撮影などの作業を実施しました。
 1日に一献立3枚の12ケ月分で36献立の写真を撮影することは、かなり大変な作業
 が予想されましたが、みなさんの協力のもと、予定時間より早く作業を終えることがで
 きました。
                      










  その後、7回の編集、校正作業を経て印刷業者へ入稿となります。
 各月献立担当の方からは「勉強になり、良い経験となった」の意見を頂きました。
 9月特別講演会までお楽しみにお待ちください。
 なお、販売も予定しております。多くの方の手元に届くことを願っています。
           
               みなさん お疲れさまでした
         



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   定員となりました。お申込みを終了させていただきます
 第11回 健康づくり支援「特別講演会」案内
  都民のための健康づくり特別講演会~薬膳から始まる健やかライフ~
  
  「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に
 特別講演会を開催しています。29年度が開催されます。

    ☆開催日:平成29年9月24日(日)
    ☆講 演:『治未病の対策~西洋医学と中医学からの検討~』
         ①「血糖・血圧の変動を考慮した質の高い血糖・血圧管理」
         ②「瘀血に対して薬膳の対応」
    ☆講師:①片山 茂裕氏  埼玉医科大学 名誉教授 医学博士
                 埼玉医科大学かわごえクリニック 院長
        ②辰巳 洋氏   本草薬膳学院 学院長
                 医学博士 

    ☆参加費:無料
    ☆定員となりました。お申込みを締め切らせていただきます。☆
    参加申し込み こちらから
            (問合わせページからのお申込みになります)

    ★締切9月10日
     なお、定員になり次第締切らせていただきますことご了承ください









































 会場・道順>
   日本女子大学 桜楓館 4F ホール
   
東京都文京区目白台 1-16-7 (日本女子大学の反対側になります)





















 




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 第10回 健康づくり支援「特別講演会」報告

  9月25日(日)都民の健康づくり支援を目的とした特別講演会を開催、定員一杯の
 なかで好評のうちに修了いたしました。
 定員に達するのが早く、多くの方にお断りしましたこと、申し訳ありませんでした。
  当日の中村 丁次先生と邱 紅梅先生のご講演は、具体的な例を豊富に示され、参加
 者の共感の笑いも多く、奥深い内容も理解しやすい講義でした。
 その要旨を掲載いたします。

  『未病対策~西洋医学と中医学からの検討~』
  
 1.中村 丁次氏「食からの未病対策」

   健康寿命を延伸するためには過剰栄養(メタボリック
シンドローム)とフレイル(低栄養)を予防することが
重要である。介護や支援が必要となる原因には過剰栄養
による生活習慣病の後遺症、低栄養による衰弱、骨折、
転倒、加齢に伴う疾患などがあるが、原因としての割合
いに大きな差はない。むしろ高齢になると若年層に比べ
低栄養による弊害が増加する。
 
 生活習慣病の予防は原因の除去ではなくリスク(危険因子)の管理である。リスクは、
内臓脂肪、高血糖、高脂質、高血圧、喫煙など多様であり、複数のリスクが重なることに
より生活習慣病~脳卒中、心疾患を発症する危険性が増す。これらはいづれも食事が関与
している。リスクはいわゆるメタボリックシンドロームであり、改善すべき箇所を見つけ
ることが重要である。メタボリックシンドロームは未だ病気とはいえず、摂取エネルギー
の適正化など6ケ月ぐらいの指導で、2~3年たてば健康を取り戻すことができる。

 高齢者の低栄養
 高齢者については要介護になった原因で最も多いものは高齢による衰弱であり、血清ア
ルブミン値3.5g/dl以下は要介護、認知症等のリスクを高め、BMIをみてみるとやせすぎの
方が死亡率が高い

低栄養にはたんぱく質が不足するクワシオルコルとたんぱく質とエネルギーの両方が不足
するマラスムスがある。高齢者における低栄養状態(フレイル)はクワシオルコルとマラ
スムスの混合型である。つまり、エネルギー、たんぱく質が不足し更にたんぱく質の合成
能力も低下するため、骨格筋量の低下、アルブミン値の低下がみられる。BMI(体脂肪
率)、TSF(上腕三頭筋皮下脂肪厚)、AMC(上腕筋囲長)も低下し、フレイル(①体重
減少、②主観的疲労感、③日常生活活動低下、④筋力低下 の3つ以上の該当)の危険がみ
えてくる。
 健康寿命の延伸にはメタボとフレイルの予防が大事である。
 30才代~60才代は生活習慣病リスクの軽減剰栄養対策が必要(メタボ対策)であり
 60才代~90才代は介護予防 低栄養予防対策が必要(やせ・フレイル対策)である。

 未病とは半健康・半病気・健康と病気の中間(グレーゾーン)である。
過剰栄養によるメタボリックシンドロームと低栄養によるフレイルは共に未病の状態であ
る。未病とは東洋医学の病理概念であり、自覚症状はあるが検査では異常が見つからない
状態を示す。逆に西洋医学においては自覚症状が無く、検査結果が異常値の状態を指す。
共通しているのは、未病が
病気に向かう前段階であり、この時点での早期介入~栄養・食
事の介入が疾病の発病予防、QOLの向上に重要ということである。
 体重管理として年代ごとの目標BMIが2015年より設定されている。
    18~49歳   18.5~24.9
    50~69歳   20.0~24.9
    70歳以上    21.5~24.9
従来の一律18.5~24.9から変わり高齢者は少し太目が良いと考える。

 機能性食品については、栄養素は人体のエネルギー発生や生体構成成分になるが欠乏す
ると特異的な欠乏症が発病したり長期に及べば死に至る。
機能性成分は消化吸収を助ける
ものである。
 保健機能食品として機能性の表示ができるものは下記である。
     ・特定保健用食品
 ・栄養機能食品 ・機能性表示食品
 栄養士として機能性食品を考える時はその食品をどのぐらい食べたらよいか、どんな機
能を持っているか、対象とする人が必要か、食事との関係
、摂取するにはいつ、どんなタ
イミングで、どんなものをとるのかを考えることが
大事である
 まとめとして未病対策の食事とは
     西洋医学での栄養を考えた食事+機能性食品+薬膳
が考えられる。

 【中村先生の言葉】
   “人は祝福されて生まれ 祝福されながら生きて 祝福されて死んでいく” 

               





  2.邱 紅梅氏「未病先防は薬膳から」

 薬膳とは心身を最良の状態に保つためにある。すなわ
ち未病を防ぐことである。
 薬膳では加齢による未病と環境による未病の二つに
大別できる。
 加齢による未病とはそれぞれのライフステージに陥
りやすい不調であり、女性の場合は妊娠やその前後の
期間も未病の状態と捉え、対策をとることが大切であ
る。
 更年期に於いては、
 寒邪 - 充分消化できずに下痢しやすい
 湿邪 - 脾・胃・腸を傷めやすい
 これらに対応した養生をする事が大事である。
 高齢期に於いては老化をゆるやかにするために「健脾・養胃」を心がけ、補腎(加齢対
策)を加えると良い。
 胃腸の悪い人は少しづつ何食にも分けて食べると良い中国では、朝は好(質の良い食事できるだけ5色のものをとる)、 昼は飽(しっかり食べる)、夜は少といわれている。
 環境による未病とは主に季節の変化による未病である。薬膳の根底には中医学の概念が
あり、「天人合一」の考えは人体は自然に強く影響されると考える。気候の変化により未
病となるため、季節に合わせた養生が大切である。

【薬膳の柱(考える順) 季節・体調・年代を考慮し摂りいれる
 1. 五性:温・涼・寒・熱
 2. 五味:酸・苦・甘・辛・鹹
 3. ライフステージ

【未病先方】
 早目に対処することが大事である
  例えば、 更年期は40代より
       高齢期は 男性 8才×7・・・56
            女性 7才×7・・・49
の頃より養生を心がける。


         


              
                     




    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  定員となりました。お申込受付は終了いたしました。
  第10回 健康づくり支援「特別講演会」案内
  都民のための健康づくり特別講演会~薬膳から始まる健やかライフ~
  
  「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に
 特別講演会を開催しています。28年度が開催されます。

    ☆開催日:平成28年9月25日(日)
    ☆講 演:『未病対策~西洋医学と中医学からの検討~』
         ①「食からの未病対策」
         ②「未病先防は薬膳から」
    ☆講師:①中村 丁次氏 神奈川県立保健福祉大学学長 医学博士
                 公益社団法人 日本栄養士会名誉会長
        ②邱 紅梅氏   北京中医学大学 非常勤講師
                 中医師 桑楡堂薬局顧問 

    ☆参加費:無料
    参加申し込み こちらから
     なお、定員になり次第締切らせていただきますことご了承ください








             






  
  第9回 健康づくり支援「特別講演会」報告

  
  9月27日(日)都民の健康づくり支援を目的とした特別講演会を開催、定員一杯の
  なかで好評のうちに修了いたしました。
  定員に達するのが早く、多くの方にお断りしましたこと、申し訳ありませんでした

         
 

「認知症の予防~西洋医学と中医学からの検討~」と題し西洋医学から日本大学医学部
 脳神経科教授で中医学にも造詣の深い酒谷薫氏と中医学から中医師であり西洋医学医学
 博士、蒲谷研究所所長の魯 紅梅氏にご講演いただきました。
 両氏とも、いまや癌は早く発見すれば怖い病気ではないが、高齢になるほど認知症を
 有する人の割合が増える。団塊世代が75歳以上の高齢者になる2025年問題もあり、
 認知症予防が一番大事な健康問題だというお話からはじめられました。
  
 酒谷薫氏は
 アルツハイマー型、レピー小体型、脳血管型の各認知症の特徴を説明され、食事と運動
 
での予防が一番効果があるとはなされました
 良い食事の例として「ヨーグルト、果物、野菜、パン・パスタなどの穀類、水コップ6
 杯、適量のワインを毎日摂取する。卵、鶏肉、魚、豆は週2~3回摂取する。肉、お菓
 子は月2~3回摂取する。という地中海食の考え方を紹介されました。
 
 毎日の運動は適度に体を動かす太極拳、気功、ウオーキングなど紹介され、一人で行う
 より、数人で行った方が脳機能に良いこと、運動効果として脳の活性化と肥満防止、体
 力向上があり、これらが認知症発症予防になっていることを最新のデーター、エビデン
 スに基づいて示されました。
 しかし、痩せすぎると認知症発症の危険性があるので、ダイエットはほどほどがよいと
 のことでした。
 また、化粧法やフランスで開発されたユニマチュードという認知症の方に人としてや
 さしく接するケア法などの効果も紹介されました。また、脳は鍛えるよりも、リラクゼ
 ーションが必要というお話も大変参考になりました。

 魯 紅梅氏は
 中医学と西洋医学の両面から、わかりやすく楽しく講演していただきました。認知症は
 早期発見、早期治療が大事であるが、笑うこと・食べること・歩くこと・寝ること・明
 るい環境をつくることの大切さを強調されました。特に食養生の基本として、玄米菜食
 に魚介海藻と発酵食をプラスした和食がお勧めであり、その土地のもの、旬のものを丸
 ごと食べることの大切さも強調されました。
 さらに、七五三ルールとして腹七分目、五色を食べる、一日三食が良いこと。食べ物と
 臓器の形を比較して、目には形が似ている人参がよい、胃には形が似ている生姜は食中
 毒予防になる、脳には形が似ている胡桃がよいことなどを画像で示されました。
 
 お二人の講師はそれぞれの立場から認知症の予防、対処法についてそれぞれの見地から
 の認知症予防について分かりやすく提案してくださり、その日から実践できる講演でし
 た。参加者の多くから、とても参考になったという声がきかれ、大変好評のうちに終了
 しました。
 
 



    







  第9回 健康づくり支援
「特別講演会」

  都民のための健康づくり特別講演会~薬膳から始まる健やかライフ~
  *8/23:定員となりました。 受付は終了いたしました

「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に
 特別講演会を開催しています。27年度が開催されます。

    ☆開催日:平成27年9月27日(日)
    ☆講 演:「認知症の予防~西洋医学と中医学からの検討~」
    ☆講師:①酒谷 薫氏 日本大学医学部 脳神経外科教授  医学博士
               次世代工学技術研究センター センター長
        ②魯 紅梅氏 順天堂大学医学部 助手 医学博士
               中医師・蒲谷漢方研究所 所長

    ☆参加費:無料
    参加申し込み こちらから
    ☆申込締切:8月23日(土)定員になりました。次第締め切りとさせてい
          ただきます。








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 第8回 健康づくり支援「特別講演会]報告 
 
 9月28日開催特別講演会には350名定員一杯の来場者をお迎えしました。
毎回参加の方も増え、心から感謝いたします。
 講演の要旨を記載します。

 講演1.「ロコモティブシンドローム対策と予防」  泉田良一氏
 ロコモティブシンドローム(以下ロコモと略す)とは、体を動かすのに不可欠な運動器(骨と関節と筋肉)障害により、日常生活の自立度が低下して、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性が高い状態を指します。その原因として変形脊椎症、変形関節症、骨粗鬆症とその関連骨折、サルコぺニアが挙げられます。
 ロコモの社会的背景には、少子高齢化、平均寿命と健康寿命のかい離、要支援・要介護等への意識と実態のかい離があると解説されました。また、将来ロコモになる可能性があると判断されるロコモ度テスト、骨粗鬆症予防、長寿食について臨床例を出されながら分かりやすくユーモアを交えながら話され、私達が日常生活で実践できることを示されました。


 講演2.「東洋医学食養生」~中医学の食の知恵から学ぶこと  高橋楊子氏
 
食事は健康を維持し、未病や病気を予防または治療する大事ななことである。①それを支える食物の持つ性・味について、②食養生の原則は陰陽のバランスを整え、自然治癒力を高めること、③気・血・津液理論に基づく体質(気虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿)ごとの食養生について、④季節(春・夏・梅雨・秋・冬)ごとの食養生についてを内容豊富にも関わらず分かりやすく話され、実践しやすい料理例、先生のご家庭での料理なども紹介していただきました。
                                     
 両講演とも、明日といわず、今日から実践できる内容で参加者には好評でした。

         ★★★★★★★★★★★★★

 第8回 健康づくり支援「特別講演会」
  9/10: 受付は終了いたしました。
「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に特別講演会を開催しています。26年度が開催されます。

 第8回「都民の健康づくり運動」~薬膳から始まる健やかライフ    
 ☆日 時     平成26年9月28日(日)午後1時~4時
 ☆会 場     日本女子大学 桜楓館4階ホール
 ◎講演テーマ「健康づくりは食事と運動から」
  ●講演1:「ロコモティブシンドローム対策と予防」
    泉田 良一氏・・日本整形外科学会ロコモチャレンジ推進協議会委員長
             江戸川病院・人口関節センター長、医学博士

  ●講演2:「東洋医学で食養生」 
    高橋 楊子氏・・上海中医薬大学診断学研究室常勤講師、同大学付属病院医師
             上海中医薬大学付属日本校客員教授、中医師
 
 ☆参加費:無料
 ★参加申し込み こちらから
 ☆申込締切:9月13日(土) 定員になり次第締め切りとさせていただきます。





  


         


第7回 健康づくり支援「特別講演会」の報告

 
毎年恒例の都民の健康づくり運動「特別講演会」は本年は第7回となり、9月28日(日)に「健康寿命と食生活」をテーマに、東京都健康長寿医療センター研究所部長の新開省二氏と日本中医薬研究会中医師の菅沼栄氏をお招きして日本女子大学桜楓館にて開催されました。秋晴れの当日、300人定員の参加となりました。ご参加ありがとうございました。両先生には時間いっぱい、熱心に講義していただきました。
 新開先生は「健康寿命を延伸するための食生活、身体活動、社会活動」と題して、まず先生が担当された「健康日本21(第2次)」で取り上げられた「高齢者の健康目標」について説明がありました。現在は子ども、若い女性、高齢者もたんぱく質摂取が減少し、血液アルブミンが低下する傾向がみられ、低栄養が一番問題であることを強調されました。
多くの疫学調査の結果から太っているほうが病気になりやすいが、高齢になると痩せているほうが老化により生存率が低くなるという事例を示されました。脳のためにも筋肉のためにも低栄養が大敵であり、動物性たんぱく質をはじめ、少しづつでもよいから多様な食品を摂取することが大切と話されました。

 続いて菅沼先生が「老化防止のための薬膳」と題して中医学に基づく薬膳は老化防止に大きな効果が期待できるものであると話され、身近な食材をたくさん例にあげ、老化防止のための薬膳をわかりやすく紹介してくださいました。
 両先生共、健康寿命のためには、食事がとても重要であるが、身体活動や精神活動も大切だとまとめられました。
講演の最後に菅沼先生のツボ体操の説明に合わせて会場全体で一緒にツボ体操を実施する一幕もありました。
 来年も9月の最終日曜日に現代栄養学と薬膳学からの健康づくり特別講演会を開催予定しております。みなさまのご参加をお待ちしております。



 
 


第7回 健康づくり支援「特別講演会」
「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に特別講演会を開催しています。25年度が開催されます。

 第7回「都民の健康づくり運動」~薬膳から始まる健やかライフ    
 日 時     平成25年9月29日(日)午後1時~4時
 会 場     日本女子大学 桜楓館4階ホール
 講演テーマ「健康寿命と食生活」
  講演1:「健康寿命を延伸するための食生活、身体活動、社会活動」  
     新開 省二氏・・東京都健康長寿医療センター研究所 研究部長
              医学博士

  講演2:「老化防止のための薬膳」 
     菅沼 栄氏・・ 日本医科大学他 漢方相談
             日本中医薬研究会 中医師    
 
 参加費:無料
 ◎参加お申し込み受付は終了しました。
  〆切:9月14日(土)定員(300名)になり次第〆切とさせていただきます。        









    
 終了しています。
第6回健康づくり支援「特別講演会」

 健康づくり支援「特別講演会」終了しました。
 昨日(30日)講演会は280名の皆さまをお迎えし終了しました。
台風の影響が心配され、予定終了時間を30分繰り上げて終了させていただきました。
 講演者の足立巳幸先生、朴 将虎先生には講演時間を短くしていただきましたが、興味深く、なるほど納得と充実したご講演でした。両先生のご協力に感謝いたします。
 

24年度特別講演会報告
 本会主催の都民の健康づくり運動は、第6回となり9月30日(日)に「食と健康づくり」をテーマに、特別講演会を食生態学の提唱者であり女子栄養大学名誉教授の足立己幸先生と中医学の専門家として順天堂大学医学部免疫講座非常勤助教授の朴将虎先生をお招きして日本女子大学桜楓館にて開催しました。
当日は台風17号が東京にも近づいていたため急遽、両先生に時間を短縮して講演していただく異例の事態となりましたが、両先生共時間いっぱい、熱心に講義をしていただきました。
 

 足立先生は「食生態学からみた“薬膳”への期待」と題して、まず今年6月内閣府から公表された「食育ガイド」にふれられ、表紙に「まずできることからはじめよう」と書かれていること、生涯をとおした食育、食行動全体に視野を広げたとても良い内容であることを紹介されました。
その他東京都農林水産部から東京の小学生全員に配布した冊子「さかなってすごい」と、中学生全員に配布した冊子「魚と私たちと環境のかかわり」、保育園児、幼稚園児全員に配布した冊子「ゆうやくん島に行く」の紹介、さらに東京水産振興会発行の冊子「さかな丸ごと探検ノート」を配布して食の循環の大切さ等を説明されました。足立先生はこれらの冊子の作成委員として中心的な役割を担われ、そのパワーには圧倒されるものがありました。
 「食べ物は部分だけでなく全体として調和することが大切であり、薬膳の考え方と共通している」とまとめられました。 
 

 続いて朴先生が「薬膳を日々にいかして」と題して「中医学における養生方法」を中心にお話くださいました。 「貧血」を例にあげられ、薬膳では貧血と血虚は異なり、気虚になった結果として貧血になると考えるので、食物の栄養素を吸収する気の働きを高めると血液が多くつくられ、結果として貧血を予防するので、推奨される食べ物は鉄分を多く含むものとは限らないということでした。
 その他各種の養生方法について食材の配合や調理方法などをご紹介いただきました。昔からの薬膳の言い伝えとして「食物とはいえ、身体に対して正と負の両面の働きを持っている。その食物が良いか悪いかはそれを食べるヒトに合うか合わないかで判断する」という言葉も紹介されましたが、講演後に足立先生がすばらしい言葉だと共感される一幕もありました。
 

 約300名の参加のみなさま、最後までご清聴ありがとうございました。
来年も9月の最終日曜日に現代栄養学と中医薬膳学についての特別講演会を開催する予定です。皆様是非ご参加ください。
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健康づくり支援「特別講演会」
「人生を健康に生きる」をテーマに、都民の健康づくり支援を目的として毎年9月に特別講演会を開催しています。24年度が開催されます。

 第6回「都民の健康づくり運動」・・・申し込み受付終了    
 日 時     平成24年9月30日(日)午後1時~4時
 会 場     日本女子大学 桜楓館4階ホール
 講演テーマ「食と健康づくり」
   ①「食生態学から見た”薬膳”への期待」  
     足立巳幸氏・・女子栄養大学名誉教授・名古屋学芸大学客員教授
   ②「薬膳を日々にいかして」 
     朴 将虎氏・・順天堂大学医学部非常勤講師・(株)東邦薬品開発部     
 参加費:無料
 申し込み締め切り:定員となりました。締め切らせていただきます。
          


 


 -23年度特別講演会報告ー
 毎年恒例の都民の健康づくり運動は本年、第5回となり去る9月25日、300名の
来場者をお迎えし特別講演会として開催しました。当日の内容をご紹介します。

「食事と健康づくり」をテーマに、NHK制作局ためしてガッテンディレクターの新井智久氏と中国薬膳料理 銀座星福 代表の謝敏琪氏をお招きして特別講演会を日本女子大学桜楓館にて開催しました。

 新井氏は「ためしてガッテン流!“しあわせ感”超アップの食事法」と題して、ためしてガッテンの制作は2カ月半位かけて、じっくり準備し、さらに本番直前まで伝え方の改良を重ね視聴者に出来るだけ分かりやすい番組にするというお話がありました。
次に常識と言われていることが、番組で調べると違っていることが沢山ある、例えば生姜は身体を温めると言われているが、生の生姜は末端に熱を出して身体の中の熱を取り除く働きがあり、乾燥生姜は指先も身体の中も温めることを実験により証明した等多くの事例を挙げられました。 “しあわせ感”をアップさせる方法とは「好奇心をもって、知ること」である。というお話でした。 
 謝氏は「薬膳料理で健康づくり」と題して、まず陰陽説論、食材の温性・涼性等、薬膳の知識について的確に説明され、中医学は薬を飲む前にまず食事で注意するということで、献立例を紹介しながら楽しくお話をされました。生姜と大根について、夜、寝る前に生の大根を食べると翌朝の便通によい。朝、起床したら黒酢につけた生姜を食べると頭がすっきりして元気に仕事ができる等、沢山の具体例を教えていただきました。
 お二人の講師の方は「ためしてガッテン」の制作を通じ旧知の間柄であるので、共通の話題も取上げられ、よい組み合わせの講演会となりました。
参加者からも「とてもよい講演会だった」「幸せな気分になれました」等、大変好評をいただきました。


多数のご参加、ありがとうございました。






これまでに行われた講演会の内容をパンフレットにもとづいて紹介します。


第5回
2011年9月25日
 
   
 

第4回
2010年9月26日
 
   
 

第3回
2009年9月27日
 
   
 

第2回
2008年9月28日
 
   
 


第1回
2007年9月16日