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東京栄養士薬膳研究会

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茨城県北相馬郡利根町
       布川1847
     


食物の性味と効能

食薬

薬膳に用いられることの多い食品のうち代表的なものは
海松子(かいしょうし): 松の実
金針菜(きんしんさい): ユリ科のホンカンゾウの花のつぼみ
銀耳(ぎんじ): 白木耳(しろきくらげ)
枸杞子(くこし): 一般にクコの実と呼ばれ、ナス科植物のクコまたはナカバクコの果実を         干したもの。
紅花(こうか、べにばな):きく科
山楂子(さんざし): バラ科のサンザシの実
大棗(たいそう): クロウメモドキ科サネブトナツメの実
百合(びゃくごう): ユリの根
竜眼肉(りゅうがんにく)ムクロジ科リュウガンの仮種皮
甘草(かんぞう): マメ科のカンゾウの根

五性(五気)
医食同源における五行の考えを取り入れ、食薬を「熱、温、涼、寒」に分け、摂取した際に体内が「熱、温」、「涼、寒」に分類する。どちらも属さないものを「平」という。
これらは体質、疾病の寒熱性質と相対して定義され、五性(五気)という。
☆熱性・温性食品                              
体を温める性質がある食品。冬期や冷え症などに適用され、興奮、新陳代謝を盛んにする作用があります。
 熱性:
  山椒、胡椒、唐辛子、芥子、生姜、羊肉
 温性:
 餅、カボチャ、栗、クルミ、ニンニク、ニラ、葱、玉ネギ 、
 ラッキョウ、シソ、パセリ、 蕗、山菜、鮭、鰹、いわし、うなぎ
 ナマコ、あなご、えび、牛肉、鶏肉、酒、ビール、金柑、ジャスミン茶    
   

☆寒性・涼性食品
体の熱を取り除く性質がある食品。夏期やのぼせ症などに適用され、鎮静、解熱、消炎の作用があります。
 寒性:
 はと麦、緑豆、苦瓜、大豆もやし、緑豆もやし、はす、ごぼう,たけのこ、トマト、くわい、空心菜、ゆり根、かに、しじみ、あさり、はも、たこ、昆布、若布、ひじき、すいか、柿、梨
 キウイフルーツ、バナナ、メロン、ゆず、しょうゆ、みそ、塩
 
 涼性:

  小麦、そば、茄子、胡瓜、セロリ、牛蒡、大根、枇杷、みかん、冬瓜、チシャ、マッシュルーム、マンゴー、豆腐、おから
  緑茶、ごま油、薄荷

☆平性食品

寒涼性、温熱性のいずれにも属さないきわめて穏やかな性質を持った食品。
米、玉ねぎ、ほうれん草、人参、春菊、かぶ、キャベツ、ジャガイモ、さつま芋、里芋、レモン、いちご、りんご、パイ  ナップル、大豆、納豆、
湯葉、豚肉、かも肉、いか、かき、
 たら、あわび、ほたて貝、鶏卵、蜂蜜、小豆、牛乳、

昇降浮沈 
食薬の作用傾向を表します。
「昇・浮」:上昇、発散の意味。「甘」「辛」の味、温熱性のもの、花、葉のような軽いものは「昇」「浮」の傾向がある。

「降・沈」:下降、泄利の意味。「酸(渋)」「苦」「鹹」の味、寒涼性のもの、茎、根、実、石、貝類のような重いものは、「降」「沈」の傾向がある。

五味(六味
また、食薬の味覚において、「酸、苦、甘、辛、鹹」の五つにわけ、それぞれ以下の作用があるとする。
「酸(渋)」:収斂、固渋の作用
「苦」:瀉下、燥湿の作用
「甘」:補益、和中、緩急の作用
「辛」:発散、行気、活血、滋養の作用
「鹹」:軟堅、散結、瀉下の作用
上記以外に味のはっきりしないものもあり、これを「淡」という。
「淡」:滲泄、開竅の作用
以上を五味(六味)という。



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