東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2018.01

新年明けましておめでとうございます



          東京栄養士薬膳研究会 
          代表 海老原 英子


 新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましてはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年中は公私にわたり格別のご支援をたまわりまして深く感謝申し上げます。

 東京栄養士薬膳研究会は本年で設立15周年を迎えました。2003年の発足当時を振り返ってみますと、東京都栄養士会が主催した「薬膳初級講座」に参加した一期生のうち薬膳を続けたい方と町田フリー活動栄養士会の方たち約40名によって池袋と町田で薬膳教室が開催されました。
 当時はまだ薬膳に対する関心が低かった中で、難解な中医薬膳学の知識や技術を習得するため研修会に出席され、真摯に学ぶ姿に私は深く感銘を受けました。このことが未熟な私の薬膳普及活動の原動力になっていました。

 現在は300名の会員が在籍しています。本会が認定する中医薬膳専門栄養士と中医薬膳専門管理士及び中国薬膳研究会(中国政府直轄。中国国務院・科学技術部の委託)が認定する国際薬膳師などの有資格者は約200名です。それぞれの立場で栄養教育・指導に薬膳を取り入れた幅広い活動を実施し、薬膳の専門家団体として評価されるまでになりました。本会の目的である「現代栄養学と中医学に基づいた薬膳を学び、資質の向上及び薬膳学分野の発展と普及」を達成しつつあることを大変うれしく思います。

 昨年の10月から日本栄養士会雑誌に「薬膳の新たな展望」と題し、著名な先生方の論文が連載されました。まさに私たちが待ち望んでいたことです。今まで以上に中医学に基づいた薬膳に関心をもつ管理栄養士・栄養士が増加すると考えられます。

 先述しましたが、2018年は本会にとって設立15周年という記念すべき大きな節目の年になります。会員の皆様も目標をもう一段階アップして、今まで蓄積してきた薬膳の知識を十分に活用し指導者として一歩前進して欲しいと願っています。今後の活動に大きな期待をしております。
 
 また、一般の方々を対象にした「栄養&薬膳」の普及活動も積極的に行いたいと思います。日本の伝統的な食文化と薬膳そして現代栄養学から食物が持つ三つの価値を総合的にとらえ、健康維持と増進、健全な精神育成、疾病の予防と治療に役立たせる手段を見つけだすことも重要な課題であると考えます。

 会員の皆様は大変優秀で立派な方々ばかりですので、その能力をお借りして社会に貢献できる事業を展開していきたいと願っています。どうぞ、本年も相変わらずご支援とご鞭撻のほどお願い申し上げます。