東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2015.03

残暑 お見舞い申し上げます



          東京栄養士薬膳研究会 
          代表 海老原 英子

 今年の夏は、例年以上の猛暑と豪雨など異常気象が続きましたが、みな様はいかがお過ごしでたか。立秋を迎え、朝晩は幾分涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑さが残っています。この時期の健康管理は大切ですのでお気を付けください。
 中医学では、夏季特に夏至から立秋にかけては暑邪と湿邪が猛威をふるい疾病を引き起こすと考えます。中医薬膳では暑邪に対しては「清熱解暑」(熱を取り除く)と「養陰生津」(陰を滋養し、津液を生じる)の方法で体調管理や体調を改善します。また、湿邪には「芳香化湿」(香りにより湿を散らす)と「滲湿利尿」(利尿作用によって湿を排泄)などの方法使います。薬膳メニューは食材や中薬の効能を利用して考えます。
 多くの管理栄養士・栄養士が勉強しています。ぜひ、あなたも中医学と中医薬膳学を学んで日々の栄養士活動に活用してみませんか。

社会的貢献の実践
 来る9月27日(日)は日本女子大学桜楓館に於いて「第9回都民のための健康づくり運動」特別講演会を開催します。講演テーマは『認知症の予防と対策』、講師は日本大学医学部脳神経外科教授酒谷薫先生と蒲谷漢方研究所所長魯紅梅先生にお願いしました。
 この特別講演会も9回めを迎え、年々リピーターも増えてきました。この事業は会員の方々からお寄せいただいた維持費によって支えられています。そもそも栄養士業務は大変社会的貢献度の高い業種であると考えていますが、この小さな私達栄養士グループが都民のみな様を招待して健康アピールの場を提供できることは、すばらしいことだと考えています。
 数年前になりますが、日本栄養士会元会長中村次先生が講師として来てくださった折、会場を埋め尽くす人々をご覧になって大変驚かれると同時に本会を高く評価してくださったことを思い出します。
 平成23年3月11日に発生した東日本大震災は岩手県、宮城県、福島県等各地に大きな爪痕を残しました。被災者の健康を守るために日夜奔走されている栄養士の活動に少しでもお役に立つようにと始められた義捐金活動も4年が過ぎました。まだまだ復興には年月がかかると思いますので、今後ともどうかご協力をお願いいたします。  <公益社団法人宮城県栄養士会よりの礼状>

    
 義捐金活動初年度は宮城県、岩手県、福島県各栄養士会へ送らせていただきました。翌年より宮城県、岩手県各栄養士会に送らせていただいています。福島県栄養士会からは原発事故の影響を受けて全国に避難された方も多く、被災地への栄養士活動が充分できない状況があるとのことでご辞退されてきています。
 上記は宮城県栄養士会からお礼のお手紙です。岩手県栄養士会からもお礼の言葉がありました。沿岸の仮設住宅に住んでいる人、沿岸から内陸へ移住された人への栄養相談や料理教室などの活動をされているとのことでした。