東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2015.02

薬膳に関心のある管理栄養士・栄養士のみなさまへ
中医薬膳研修会へのお誘い



          東京栄養士薬膳研究会 
          代表 海老原 英子


東京栄養士薬膳研究会は  

東京都栄養士会主催の薬膳初級講座一期生が中心となって2003年に発足してから12年が経過しました。その後、東洋医学(中医学)に対する関心の高まりとともに薬膳を学び現代栄養学と併用した栄養士活動を実践したいと考える管理栄養士・栄養士 が増えてきました。
 現在、約300名の当会会員が専門家にふさわしい知識と技術を修得するために、中医学(中国伝統医学)に基づく薬膳学の理論とその料理実習を真摯に学び続けています。

中医学(中国伝統医学)は

 世界の伝統医学の中でも理論体系がしっかりしており、豊富な治療方法と長い経験の蓄積があり、実用性が高いと評価されており、現代の医療を補完するものとして活用されています。また、この医学の特徴は疾病の治療ばかりでなく、養生思想も内容が充実しています。治未病即ち疾病の予防こそが重要であると考えています。
 体質の強化、健康の維持・増進、老化防止、疾病の発病や悪化を防ぐ対処法など中医学の知恵を学ぶことができます。
 中医薬膳学には「正気を補養する」・「邪気を取り除く」・「陰陽を調和させる」の3つの目的があります。
  「正気を補養する」とは、補気・助陽・養血・滋陰・生津・填精などの作用をもつ食材や中薬を用いて、体がもっている自然環境の変化に対する調節能力や疾病に対する防衛能力及び陰陽・気血・臓腑・組織の機能を正常に保つことによって健康を増進することです。
 「邪気を取り除く」とは、解表・清熱・解毒・行気・活血・化痰・利湿などの効果がある食材や中薬を用いて、邪気(疾病を引き起こす原因)の種類やそれぞれの病因の特徴に基づいて患者の症状を総合的に分析して疾病治療や体調不良の改善を行うことです。
 「陰陽を調和させる」とは、季節・体調及び栄養のバランスを調節する方法で気・血・津液が過不足なく体内を循環し、五臓六腑が相互関係を保ちながら正常に機能し健康状態をよくすることです。  医療の一環を担う管理栄養士・栄養士のみなさまには、医師や薬剤師及び鍼灸師などの中医学を専門とする治療家の方々と同じレベルの中医薬膳学を基礎からぜひ学んでいただきたいと思います。
 本会では9月から中医薬膳研修会を開催いたします。詳細につきましてはホームページをご覧ください。ご都合のよいコースを選んでお申込みください。お待ちしております。