東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2014.03

総会を終えて・・・転居して



          東京栄養士薬膳研究会 
          代表 海老原 英子

さらなる貢献へ

 初夏のさわやかな5月最後の日曜日、26年度の総会が開催されました。8回目の総会を迎え、一年ごとに東京栄養士薬膳研究会の成長と充実を実感します。
同時に会員のみなさまも薬膳の専門家として深い知識と経験を積み重ね実力をつけられました。頼もしい限りです。これからも今まで以上に現代栄養学と中医営養学の併用した栄養指導によって国民の健康維持と増進、疾病予防・治療・回復等に多くの効果を上げて、社会的に高い評価を受け、管理栄養士・栄養士の地位の確立に貢献されるよう願っています。

「天人相応」の生活の実践

 私は50年以上住み慣れた神奈川県相模原市から夫の故郷茨城県北相馬郡に5月中旬引っ越しました。東京への通勤圏内ではありますが、以前の処と比べ交通機関の不便さがあります。しかし、家から少し歩くと田植えの済んだ田んぼや野菜畑が広がり自然の風景が心身ともに安らぎを与えてくれます。
 夜は8時を過ぎると外に人影は見当たりません。このような環境下にあって夜11時には就寝し、朝4時半に起床するという今までに想像できなかった生活のパターンに大きく変わりました。
 日当たりのよい庭の花々は朝の太陽の光を受け花びらを開き、夕方には花びらを閉じ、自然界の摂理にけなげな反応する様をみて、人間も自然界のなかで生活しており、たえず自然環境の影響を受けているという中医学の理論に気づかされます。そして季節や気候の自然界の変化は人体に対して直接的に大きな影響を与え、人体はその都度変化に合わせて、自身の生命リズムを調整し、外界の変化に適応させていることがよく理解できます。また、昼夜・朝夕は陰陽の変化があり、人体もこれに相応しています。夜明けから白昼にかけては陽気が次第に旺盛になり、精神状態が充実してきます。一方夜になると陽気は内に潜伏し、睡眠の状態になります。正に「天人相応」の言葉が生きています。
 私の田舎生活の1ページは中医学の整体観念の修得からはじまりました。新潟の稲作地帯で育ちましたから、この生活には早く馴染むような予感がします。
 ここでの生活はじっくりと中医薬膳学を学びたいという希望がかねえられ、充実した日々を過ごせるように思います。

 みなさまと一緒に「生涯学習」をしたいと考えています。