東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2012.01

新年のごあいさつ



            東京栄養士薬膳研究会 
            代表 海老原 英子

 新春のおよろこびを申し上げます。

 皆さまは、お正月をどのようにお過ごしですか。一年の計は元旦にありと言われますが、一年の健康と無事を祈って初詣をする方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。昨年は東日本大震災と福島原発の事故による放射能汚染という日本にとって未曽有の出来事に遭遇しました。
 東京栄養士薬膳研究会では、会員を中心に義援金を集め、被災地の宮城県・岩手県・福島県の三県の栄養士会にお届けして被災された方々のために役立たせていただくようお願いしました。会長さんのお話では、食事が健康にいかに重要であるかということと、これから本格的な復興がはじまるので、なお一層のサポートが必要であるということでした。食の専門家集団として引き続きいろいろな形での支援を続けたいと考えています。

 健康は万人の願いです。本会では現代栄養学を基本に栄養士活動を行っていますが、より幅広い健康教育によってひとりでも多くの方々の健康づくりに貢献したいと中国伝統医学(中医学)を基礎とした中医薬膳学を学び、研究を行っています。
 中国には「医食同源」という思想がありますが、病気の予防、治療、ひいては不老長生、滋養強壮を日常の食事から得ようという考え方です。薬膳は、中医学の理論を基礎にして食物や生薬などの効能を取り入れ、季節や個々の体質および体調にあわせて日々食べる美味しい料理なのです。栄養学とは全く異なった理論体系がありますので、両方の知識を修得すれば食べ物と健康に対する考え方に新しい分野が広がって対応方法にも多様性が出てくるはずです。  病院では漢方治療を取り入れた中西医結合の治療、漢方薬や鍼灸治療を受ける患者も増加しています。

 薬膳に関心のある方は、ぜひ本会にお問合せください。今年から勉強をはじめてみませんか。
 今年は辰(龍)年です。龍のように目標に向かって力強く行動する一年になりますように。皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。