東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2014.9.28

第8回「都民の健康づくり運動」
都民の健康づくり特別講演会
~薬膳から始まる健やかライフ 

   
☆日 時:平成26年9月28日(日)午後1時~4時

☆会 場:日本女子大学 桜楓館4階ホール

☆テーマ:「健康づくりは食事と運動から」

     ①「ロコモティブシンドローム対策と予防」
     泉田 良一氏
     日本整形外科学会
     ロコモチャレンジ推進協議会委員長
     江戸川病院・人口関節センター長、
     医学博士

     ②「東洋医学で食養生」 
     高橋 楊子氏
     上海中医薬大学診断学研究室常勤講師、
     同大学付属病院医師 
     上海中医薬大学付属日本校客員教授、
     中医師
 
☆参加費:無料


第8回 健康づくり支援「特別講演会」報告 

 9月28日開催特別講演会には350名定員一杯の来場者をお迎えしました。毎回参加の方も増え、心から感謝いたします。講演の要旨を記載します。

講演1.「ロコモティブシンドローム対策と予防」
    講師:泉田良一氏


 ロコモティブシンドローム(以下ロコモと略す)とは、体を動かすのに不可欠な運動器(骨と関節と筋肉)障害により、日常生活の自立度が低下して、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性が高い状態を指します。その原因として変形脊椎症、変形関節症、骨粗鬆症とその関連骨折、サルコぺニアが挙げられます。
 ロコモの社会的背景には、少子高齢化、平均寿命と健康寿命のかい離、要支援・要介護等への意識と実態のかい離があると解説されました。また、将来ロコモになる可能性があると判断されるロコモ度テスト、骨粗鬆症予防、長寿食について臨床例を出されながら分かりやすくユーモアを交えながら話され、私達が日常生活で実践できることを示されました。

講演2.「東洋医学食養生」~中医学の食の知恵から学ぶこと  
    講師:高橋楊子氏


 食事は健康を維持し、未病や病気を予防または治療する大事ななことである。①それを支える食物の持つ性・味について、②食養生の原則は陰陽のバランスを整え、自然治癒力を高めること、③気・血・津液理論に基づく体質(気虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿)ごとの食養生について、④季節(春・夏・梅雨・秋・冬)ごとの食養生についてを内容豊富にも関わらず分かりやすく話され、実践しやすい料理例、先生のご家庭での料理なども紹介していただきました。

                

両講演とも、明日といわず、今日から実践できる内容で参加者には好評でした。