東京栄養士薬膳研究会アーカイブ [ 会員専用 ] 

2013.8.12

第九回国際美食養生コンテスト

世界中華美食薬膳研究会は、各国、各地の文化交流、養生調理技術の向上、健康長寿の理念達成を目的としてコンテストを開催しています。今年度はマレーシアにて開催されます。

  日時:2013年8月12日(月)~18日(日)*コンテスト日・・14日(水)
  会場:マレーシア ジョホール州 KIUANG市

東京栄養士薬膳研究会は団体部門、「気虚血瘀証」の改善薬膳で出展参加します。多くの会員の協力を得て現在、参加内容のまとめも最終段階となっています。コンテスト日以外はシンガポール、マレーシアにおいて伝統料理、専門家との勉強会が予定されています。

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第九回国際美食養生コンテストで金牌受賞!

 マレーシアで開催されましたコンテストで東京栄養士薬膳研究会は、団体部門(3名一チーム)、「気虚血瘀証」の改善薬膳で初出展参加し、金賞を受賞しました。

 300名の参加選手は調理師が多く、その中に3名の当会の管理栄養士が混じり、制限時間90分で指定された8品の料理を、日本から持参しました松花堂弁当に盛り、日本らしさと栄養学の理論も合わせ表現しました。
 会場の厨房は火口など中華対応の仕様で、やっと二口の家庭仕様ガス台を確保し、作業にとりかかり、現地調達の肉、魚に悪戦苦闘しながら、仕上げた次第です。
 参加国は日本、中国・香港、韓国、台湾、シンガポール、マレーシアとアジア圏が主でしたが、各国の伝統と技が色濃く表現された料理が並び、改善薬膳とはいえ切り方、盛り付け方に多くの学ぶ点がありました。
 交流では、台湾の栄養士さん達が私達を、800名参加の懇親会会場で探して訪ねて くれ、暫し交流できたのがうれしい出来事でした。
 3名(羽鳥、佐藤、清水)の感想は、様々なアクシデント、反省点もあったが参加して良かった、栄養士の立場で表現できて良かったという思いで一致し、快い疲れを共有しました。
この日まで多くの会員の支えと、指導いただきました諸先生に感謝します。

  ☆出展内容☆
  症例:しびれ、力が入らない、顔色が黄色っぽい、舌淡紫、または瘀斑、脈細渋
  弁証:何らかの病因(大病、久病、老化、過労など)で気の機能が失調し気虚が生じ長期化した
     ことにより気の推動作用が弱くなり、血流を率いる作用も低下。結果、血の流れが滞り瘀
     血が形成された。瘀血の形成によりさらに血の流れが悪くなり、四肢筋肉を営養できない、
     気も流れないため脈絡も痹阻し四肢が機能しなくなり、しびれ、力が入らないの症状が表
     れた。顔色が黄色っぽい、舌淡紫、瘀斑は瘀血の症、脈細渋は瘀血の脈である。
  証 :気虚血瘀証
  立法:補気活血  通経活絡
  方剤:補陽還五湯(当帰・川芎・黄耆・桃仁・地竜・赤芍・紅花)
  薬膳処方:補気類・活血化瘀類・理気類・通経活絡
  禁忌:甘味、激辛

  薬膳 (温菜)主食:黒豆ごはん
     (温菜)主菜:山芋牛肉ロール黄耆三七あんかけ
     (温菜)副菜:陳皮味噌田楽
     (温菜)汁 :紅花鶏団子の川芎吸い物
     (冷菜)主菜:鯵の紅花三七入りワイン煮
     (冷菜)副菜:チンゲン菜の薤白和え
     (粉物)デザート:棗餡入りうさぎのかるかん 
     (粉物)デザート:三色白玉の赤芍ポンチ竜眼肉添